16歳半のシニア犬に。後ろ足の踏ん張りを支える全身ケア

今回は、高齢になって後肢に力が入りにくくなってしまった16歳半のトイプードルの施術例をお話いたします。

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ご来店時の状態

フローリングを滑りにくくするためのシリコン製の靴下を着用していましたが、後肢に十分な力が入りにくく、立とうとすると左右の脚が大きく開いてしまう状態でした。

自分の力で立ち続けることが難しく、後肢の踏ん張りにくさに伴って背中が丸くなり、首も下がっていました。

高齢になると筋力の低下だけでなく、姿勢の変化や関節の動かしにくさ、筋肉の緊張など、複数の要因が重なることがあります。

立ちづらいからといって後肢だけに原因があるとは限らないため、今回は首から背中、腰、前肢、後肢まで、全身のバランスを確認しました。

今回行ったケア

今回の施術時間は45分です。

  • DENBA
  • 身体の状態に合わせた手技
  • かっさ
  • 五情オイル

以上を組み合わせ、年齢やその日の体調に配慮しながら施術を行いました。

シニア犬の身体に強い刺激を与えないよう注意しながら、緊張している部分を一つずつ確認し、心地よく受けられる範囲で施術をします。

また、後肢だけでなく、姿勢を保つために負担がかかっていた背中や首まわりにもアプローチしていきます。

施術後に見られた変化

施術後には、施術前と比べて背中の丸みや首の下がり方に変化が見られ、身体を起こした姿勢を取りやすくなりました。

大きく開いていた後肢の位置にも変化が見られ、施術前よりも身体を支えやすくなったと感じます。

シニア犬の場合、その日の体調や疲労、生活環境によって姿勢や歩き方は変化します。
そのため、一度の施術だけで判断するのではなく、日常生活での様子も確認しながら、その子に合ったペースでケアを続けることが大切です。
おうちでも続けてからだのケアができるように、毎日行ってほしいマッサージ方法もお伝えさせていただきます。

「高齢だから仕方がない」で終わらせないために

年齢を重ねると、立ち上がるまでに時間がかかる、後肢が開く、歩幅が小さくなる、背中が丸くなるといった変化が見られることがあります。

もちろん、加齢による変化を完全に止めることはできません。

しかし、身体の緊張や負担を確認し、その子に合った方法でケアすることで、立つ・歩くといった日常の動作をサポートできる場合があります。

私の施術では、シニア犬の体調や既往歴に配慮しながら、その日の状態に合わせた無理のない施術を行っています。
ご自宅の床環境や身体の支え方、日常生活で取り入れられるケアについてもお伝えします。

また、ご自宅への出張施術も行なっているためサロンや会場まで連れてくることが難しいシニアちゃんは
過ごし慣れたおうちでの環境で、よりリラックス状態のなか施術をさせていただくことも可能です^^
出張対応エリアなどにつきましては、お気軽にお問い合わせくださいませ。

愛犬の立ち姿や歩き方に変化を感じたときは、「年齢のせい」と決めつける前に、まずは動物病院で身体の状態を確認しましょう。
そのうえで、日々の暮らしを支えるケアの一つとして、犬のマッサージ整体をぜひご検討ください。

※本施術は獣医療行為ではなく、病気の診断や治療を目的としたものではありません。
※掲載している内容は一例であり、すべての犬に同様の変化を保証するものではありません。

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